
【VOICE】studio chaleur +
CHOOSEBASE SHIBUYAでは、作り手のこだわりがつまったアイテムを多数お取り扱いさせていただいております。今回ご紹介させていただくのは「studio chaleur +」様。お品物へのこだわりや、CHOOSEBASE SHIBUYAとのお取り組みについてVOICEを頂戴しました。

VOICE - studio chaleur +

studio chaleur +
(スタジオ シャルール )
見て可愛い♡食べておいしい♡
贈る方も、贈られた方も
みんなが笑顔になれる!
そんな願いや想いを込めて
ひとつひとつ丁寧に作り上げています。
今日もどこかで素敵な笑顔が溢れますように…!
大人気アイシングクッキーのルーツと未来
今回お話を伺ったのは、繊細で美しいアイシングクッキーがSNSでも大人気、「studio chaleur +(スタジオシャルール)」を手がける作家の西さん。
CHOOSEBASE SHIBUYAでもトップクラスの人気を誇るクッキー缶は、どのようにして生まれているのでしょうか。そのルーツと今後の展望に迫ります。
-本日はお忙しい中ありがとうございます。さっそく質問させていただきたいのですが、事前に色々と調べている中で、西さんはイギリスの砂糖細工コンクールで賞を取られたご経験もあると伺いました。もともと砂糖細工をご専門にされていたのですか?
はい、製菓の学校で学んでいた頃から砂糖細工をやっていました。その中でも、レース模様などを描く「ランナウト」というアイシングクッキーに直接つながる技術を専門にしていたんです。
自身のブランドを立ち上げたのは2012年頃ですが、当時は地元の岐阜でアイシングクッキーを手がけている人がほとんどいなくて…それでも、マルシェなどに出店すると周りの方たちがすごく気に入ってくださったんです。「この可愛いクッキーをもっと多くの人に広めたい!」と思ったのがブランドの始まりですね。

-「広める」という事から講師としても活動されているそうですね。作家業との両立は大変ではないですか?
今は高校や専門学校でシュガークラフトやマジパン(ケーキの上に乗っている人形など)を教えるのがメインで、講師として技術に触れることが多いですね。制作のご依頼があればもちろんお受けしますが、講師活動と作家業、そして育児もあるので、時間はいつもあっという間に過ぎていきます。
CHOOSEBASEとの出会い
--CHOOSEBASE SHIBUYAへの出店は、SNSでお声がけさせていただいたのがきっかけでしたね。
はい、DMをいただいた時は本当に驚きました。CHOOSEBASE SHIBUYAさんのことはもちろん知っていたので、「え、あの場所から!?」と(笑)。
出店を決めた一番の理由は、今思えば「タイミング」が全てだったように感じます。ちょうど母の日という大きなイベントが終わり、少しだけ制作のペースが落ち着く5月頃にお話をいただいたんです。もし繁忙期の真っ只中だったら、新しい挑戦を考える余裕はなかったかもしれません。
そして何より、地元の岐阜で一つひとつ手作りしている自分の作品が、「日本のトレンドの中心地である渋谷に並ぶ」という事実が、とても魅力的でした。作家として、これほど光栄でワクワクすることはありません。運営がそごう・西武さんという、長年お客さまに愛されてきた百貨店であることも、大きな安心感につながりましたね。
-出店から約1年が経ち、今やCHOOSEBASEを代表する超人気ブランドです。何か嬉しい変化はありましたか?
一番心に残っているのは、雑誌のインタビューで女優の内田理央さんが、シャルールの商品を『贈って大正解!だーりおの"ほめられ"ギフト』として紹介してくださったことです。
プチギフトを探すときにCHOOSEBASEさんを使っているとのことで、数ある素敵な商品の中からご自身の感性で「これが良い」と選んでくださったというのは本当に嬉しかったですね。
その出来事が直接何かに繋がったわけではないですが、日々の地道な制作活動への大きなご褒美になりましたし、自分の作品への自信と、次なる創作へのエネルギーをいただきました。

-あれは私たちスタッフの間でも嬉しい出来事でした(笑)運営面でのメリットはいかがですか?月によっては500件近い配送がありましたが、この量を個人で発送するのは大変かと思いますが…
(笑)。本当にその通りで、CHOOSEBASEさんはお客様とのやり取りから、丁寧な梱包、発送業務まで、販売に関わる全てを代行していただけるので、私は安心して「創作」という一番大切な部分に集中できます。
他社さんのサイトだと、お客様へのご挨拶から住所の確認、発送連絡まで全部自分でやらなければいけないので…。納品さえすれば、あとは全てお任せできるというのは、制作に集中したい作家にとっては何より助かる環境ですね。
今後の展望
-最後に、studio chaleur + の今後の展望についてお聞かせください。
実は、今年の7月から工房を増築して、ささやかながら店頭販売を始めようと計画しているんです。
これまではネットを通じて画面越しに作品を見ていただくのが主でしたが、これからは実際に工房へ足を運んでいただき、クッキーの甘い香りに包まれながら、一つひとつ手に取って選ぶ楽しさを味わってほしいな、と。
工房が単なる製造場所から、お客様と直接つながる温かいコミュニケーションの場へと生まれ変わることを目指しています。

-それはファンの方にとって、とても嬉しいニュースですね!
だと嬉しいです(笑)
今は私とスタッフ2人で、正直なところ毎日が手一杯の状況です。でも、これから店舗という新しいステージが始まるので、もう少しスタッフを増やして生産体制を強化し、よりたくさんの方にクッキーをお届けできる環境を整えていきたいですね。
まずは地元である岐阜県瑞穂市の工房から、新たな挑戦をスタートさせます。店頭では、賞味期限の問題でなかなか通販では扱えなかったパウンドケーキやフィナンシェのような、素朴な焼き菓子も並べられたら、と考えています。
-今後もお取り組みを通して、一緒に成長していけることを楽しみにしています。本日は貴重なお時間を頂戴しありがとうございました。
こちらこそありがとうございました!

「マタニティクッキー缶|studio chaleur +(スタジオシャルール)」
¥3,100(税込)
▼後書き
講師、母、そして大人気ブランドの作家。いくつもの顔を持ちながら、その全てに情熱を注ぐ西さん。お話の中から、作品への深い愛情と、ファンへの誠実な想いがひしひしと伝わってきました。
「渋谷に置けるなんて」と目を輝かせていた日から約1年、その作品は多くの人の心を掴み、今やCHOOSEBASEに欠かせない存在です。
小さな工房から始まった夢は、今、お客様と直接触れ合えるリアルな場所へと、新たなステージへの扉を開けようとしています。私たちCHOOSEBASE SHIBUYAも、単なる販売の場ではなく、作家一人ひとりの大切な物語に寄り添い、その輝きを増幅させるためのパートナーであり続けたいと、改めて強く感じたインタビューでした。
※記載されている情報は全て公開時の情報となります。タイミングにより、内容に一部変更もございますのであらかじめご了承くださいませ。