名刺の枚数が増えても受け止める包容力。ご自身用としてはもちろん記念日のギフトにも最適な、日本の革職人によるハンドメイドプロダクト。
薄さと容量の共存
普段はスリムな名刺入れ。実は最大20枚ほどのカードを収納することができます。
その秘密はV字型の底マチ。この形状にすることで、少ない枚数だとスマートに。そして中身が増えるとそれにフィットするように変形します。
ポケットは2つに分かれているので、自分の名刺と頂いた名刺をしっかり分けることも可能。
口回りは浅く削っているので、カードを出し入れしやすくなっています。
さりげなく散りばめられたこだわりの意匠
前面を覆う大きめフラップは、本体部分よりひと回り小さくすることで、ステッチをデザインとして強調しました。
留め具に使用したのはイタリアのPRYM社製真鍮ホック。挽き物ならではの美しいホックで、シンプルなカードケースの顔に。表面がフラットなので、引っ掛かりなくポケットや鞄にしまえるのもポイントです。
使用している革は国内有数の皮革産地である姫路で鞣されたもの。 もともと含まれているオイル量がひかえめなので、重たい印象がなくどなたでも手に取りやすい革です。マットで自然体な質感が魅力。
お色はキナリ、チョコ、スミクロの3色。
キナリは染料を一切使わずに仕上げられた、いわゆる“生成り”。革本来の素に近い色味です。最も革らしく、経年による色艶の変化を感じていただけます。
チョコは甘さを抑えたトーンのブラウン。使うほど艶が出てダークなコクのある深い茶に変化します。
スミクロは最初はふわっとした印象ですが、経年変化で見違えるほどの艶を帯びます。やさしい黒はより漆黒に近づき、重厚な佇まいに。
キナリの経年変化サンプルの画像もご用意しました。白っぽいほうが新品、色の濃いほうが4年程度使用したものになります。きれいな飴色に変化し、ほんのりと艶を帯びています。
こちらはスミクロのサンプル画像。艶が出ている方が1年ほど経年したもので、使い込むと空の青を反射するほどつやつやになることがわかります。真鍮金具も使い込んだほうは独特のくすみでアンティークのような雰囲気に。
ビジネスシーンにもぴったりの名刺入れ、シンプルながら少しひねりの効いたデザインで、第一印象に差をつけて。
社会人デビューや転職祝い、勤労感謝の日や父の日など、頑張る大切な人へのギフトにも最適です。
【お手入れについて】
当店では“鞣し”という製造工程でオイルを含ませた本革を選んでおりますので、その効果で使っていくごとに自然と色味が深まり艶が増します。そのため、日々のお手入れは革製品専用のブラシでやさしくブラッシングする程度で十分です(おすすめはほど良い硬さの馬毛のブラシ)。数年使い続けて革表面の乾燥が気になったタイミングで、専用クリームを塗りこんでいただくとより綺麗に長持ちします。
防水スプレーは革の質感を損なうためおすすめしません。使用される場合は自己責任のもとでお願いいたします。
サイズ |
縦7 × 横11 × 厚さ1.5 cm
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素材 |
牛革(姫路レザー)、真鍮
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原産国 |
日本 |