by 珈琲工房琥珀
挽き度:
カートに商品を追加する
・焙煎方式
これまで直火・半熱風・熱風・電気式と様々な焙煎機を使用してきましたが、このなかで一番豆の個性を引き出せたのは直火式でした。
ですので、当店では直火焙煎方式を採用しています。
・直火焙煎
焙煎方式によってコーヒー豆の香味は変化します。
直火焙煎は文字の通りに「直に火を当てて焙煎する」焙煎方式です。
コーヒー豆は熱による化学反応によって香味が創られています。
この熱が強ければ強いほど、強い化学反応が発生します。
炎の先端温度が1000℃となっており、直火焙煎はこの1000℃の炎を直接豆にぶつけることによって、個性豊かなコーヒー豆の焙煎を行っています。
・徹底的に改造した焙煎機
当店の焙煎機は焙煎道楽UR-500という小型の焙煎機を使用しています。普通の状態ではあまり良い焙煎ができないため、徹底的に改造することによって、当店でしかできない味づくりをしています。
珈琲道楽UR-500(未改造)
改造済み焙煎機(ドラム部)
改造済み焙煎機(全体)
・改造内容
・排気ダンパー取り付け
・排気計量スプーン取り付け
・蒸気を注入できるように改造
・圧力計搭載
・データロガー搭載 など
・過熱水蒸気
当店では、過熱水蒸気を利用して焙煎を行っています。過熱水蒸気は空気の約4倍の熱量を持っており、強い熱量を打ち込むことができるので、芯まで熱を打ち込むことができるようになり、生焼けなどの煎りムラをなくすことができるようになり、雑味の少ないコーヒーの焙煎が可能となります。
当店では、上記の直火焙煎と過熱水蒸気を組み合わせた直火式過熱水蒸気焙煎を行っています。
今回、チューズベース渋谷様で出店させていただけることになりましたので作成したブレンドです。
ュースベース渋谷様は時代の最先端のストアとのことですので、今回当店では真逆の最古をテーマにブレンドを作成いたしました。
コーヒーの銘柄で最も古い歴史を持っているのはモカになります。
コーヒー豆はエチオピアが発祥で、イエメンのモカ港を経由して世界中に広まっていきました。このモカ港から名前をとって、モカという銘柄が出来上がりました。
このモカのみを使用してブレンドを作成いたしました。
使用コーヒー豆・モカマタリNo.9・モカシャキッソ・モカシダモ・モカレケンプティ
モカ港があったイエメンのモカマタリをベースにエチオピアのモカをブレンドしました。
モカ特有の柔らかい甘みと酸味があり、冷めるとジュースっぽく飲めるテイストのブレンドに仕上げました。
数ある焙煎方式の中で一番難しい直火方式を採用し、過熱水蒸気を利用することにより、マイルドで雑味の少なく、甘みと香りに富んだコーヒーを創っています。
500円以下