by nana89
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お香は「聞く」と言います。この商品の名前はこの「聞く」からきています。
ではなぜお香は「聞く」というのでしょう・・・
お香の歴史は古く仏教伝来とともに伝わったと言われています。室町時代には「聞香」の方法が確立し、江戸時代には香文化が広がります。東大寺 正倉院にある「蘭奢待」というお香は、天皇や織田信長たちの時代の権力者がこぞってステータスとして削り持った話は有名です。
そのお香のもとになる沈香の木は、大人の木になるまで20年、沈香ができるまで50年、高品質な沈香になるには100年から150年もかかると言われています。
その間に香木には魂が宿るといわれ、その香を静かに心で「聞く」ということになります。また「効く」と言うこともかけてあると思います。
下記はあの有名な一休禅師が広めた「香十徳」というものです。
ストレスの多いこの時代、いろんなことに忙殺され余裕を失くした皆さんにお香を「聞いて」いただけたら、「香十徳」にあるたくさんのお香の効果が「効く」ことを実感していただけると思います。
「kiku2」は本格的なお香を初めての方でも毎日でも楽しめるようにセットしております。ぜひご自身のために心静かにお香を聞いてみてはいかがでしょう・・・
「香十徳」
一. 感格鬼神(かんかくきじん)・・感覚が研ぎ澄まされ集中できる二. 清淨心身(しょうじょうしんじん)・・心身を浄化する 三. 能除汚穢(のうじょおえ)・・けがれをとりのぞく四. 能覺睡眠(のうかくすいみん)・・眠気を覚ます五. 静中成友(せいちゅうじゅうよう)・・孤独感を拭ってくれる六. 塵裏偸閑(じんりゆかん)・・忙しい時にくつろぎを与えてくれる七. 多而不厭(たじふえん)・・多くても邪魔にならない八. 寡而為足(かにいそく)・・少量でも十分香りを放つ九. 久蔵不朽(きゅうぞうふきゅう)・・長い間保存しても朽ちない十. 常用無障(じょうようむしょう)・・常用しても無害である
香(伽羅・白檀・沈香)香炉(陶器)銀葉 香炭団
火道具(火箸・銀葉挟・灰押え)香炉灰
お香のたき方・聞き方のイラスト解説書
500円以下