【ネックレス】2WAY ヴィンテージチャームが彩るMIXチェーンの大ぶりネックレス｜ERIKOART（エリコアート）

2WAY　ヴィンテージチャームが彩るMIXチェーンの大ぶりネックレス

お出かけが多いホリデーシーズン。特別なシーンを彩る、身につけるだけで着こなし全体のイメージをがらりと変える、様々なヴィンテージのチャームやチェーンをふんだんに使用した贅沢なネックレスです。

中央のボリューミーでアイコニックなメダイを中心に、スワロフスキークリスタルやハートのチャームなどを散りばめ、メルトン素材のコートなど厚手のコートにもバランスよくフィットする重厚感のあるデザインです。

モードかつ品が宿るバランスになるよう、現代美術家でもあるデザイナーの田邊恵利子が、今の時代のムードを取り入れながら美術作品を制作するように組み合わせプロダクトしています。

チャームは右からヴィンテージのスワロフスキークリスタル、「ミリアムハスケル」のドロップモチーフ、メダイ、ドラゴンズブレス、ハートです。

＿スワロフスキークリスタル＿

ヴィトレイルミディアムとクリアのコンビカラーが目を引くヴィンテージのスワロフスキークリスタルは、首元に輝きを添えるので、マフラーを巻かない時にはほどよいアクセントになります。

経年により鈍い輝きを静かに放ち、長い時を重ねたあじわいが魅力です。

ヴィトレイルミディアムは、見る角度や光の具合でグリーン、パープル、トパーズなどに変化する魅惑的なカラーです。
透明なクリスタルベースに微細なカラーパウダーがコーティングされており、その結果、光の反射や屈折によって独特の輝きを放ちます。

こちらは1960年代頃のD.S.＆Co.（ダニエル・スワロフスキー社）時代のスワロフスキークリスタルです。Daniel Swarovski（ダニエル・スワロフスキー　1862年〜1956年没）はスワロフスキー社の創業者です。
スワロフスキー社は、1895年にオーストリアのチロル地方で創業したクリスタルガラス製造会社です。

設立当初からココ・シャネルやクリスチャン・ディオールなどの世界的なデザイナーとパートナーシップを重ね、現在もメゾン・マルジェラなど、一流メゾンとのコラボレーションを次々と展開しています。

スワロフスキー社のクリスタルは強度が高く、光の反射・屈折を計算し、高密度の非常に高い技術でカットしているため大変美しく輝きます。

コンディションの良いヴィンテージスワロフスキーは年々姿を消しつつあります。

角度を変えると色が変わりました。

＿ゴールドのドロップ＿

ドロップ型が美しいモチーフは「ミリアム・ハスケル」のデッドストックです。カーブを描いた繊細な彫り模様がほどこされています。

「ミリアム・ハスケル」はコスチュームジュエリーの女王と呼ばれ、ココ・シャネルと共にコスチュームジュエリーのステイタスをファインジュエリーと匹敵するものまでに作り上げたと言われています。

ルーズベルト大統領夫人やエリザベス女王をはじめ、世界中のセレブにも愛されています。

＿メダイ＿

メダイは1950’ｓ頃のヴィンテージです。
表面は聖母子の絵柄です。ラテン語で「FORTITUDO　MEA-IN CAELUM ASSUMPTA REGINA UNIVERSI」と刻まれています。
裏面はピウス12世の絵柄です。「PIVS Ⅻ PONTIFEX MAXIMVS 1876-2 MARTII・1950年」（教皇ピウス12世　1876年3月2日・1950）と刻まれています。1876年3月2日はピウス12世が生まれた日です。

表面の絵柄

裏面の絵柄

＿ドラゴンズブレス＿

モチーフはドラゴンズブレスというヴィンテーのクリスタルガラスです。誕生の歴史は古く、1800年代後半にチェコのガラス職人が特殊な技法で創り出しました。

かつてコスチュームジュエリーの素材として使われていたドラゴンズブレスは、本物の宝石にも劣らない美しい色合いが魅力です。

背面に反射膜を有し、特殊な2層の異なる組成のガラスで構成されているため、光のあたり方や見る角度によってドラゴンが吐く炎のようなシラー(輝く遊色)が、まるでホノグラムのように幻想的に浮かび上がりその光の移ろいを見ることができます。

ローズのような深い赤の中に青い炎のようなシラーが燃えるようにきらめく様子がうかがえます。

こちらから動画でご覧ください。

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ガラスは古代より装飾品として使用されており、遺跡からも様々な形態のものが見つかっています。1800年頃からは装飾品にするために様々な工夫を凝らした特殊なガラスが製造されており、ドラゴンズブレスもそのひとつです。これからも大切にされていかなければならない装飾用のガラスです。

チェコは古くから高度なガラス加工技術を持つ生産地です。歴史は古く13世紀のヴェネチアンガラスがルーツとなり、豊かな資源を求めて職人が移住してきたことから16世紀頃にチェコ・ヤブロネツでガラスが作られるようになりました。

＿ハート＿

中が空洞でケージのような立体的なお作りです。真鍮ならではの経年変化があり、とてもヴィンテージ感のある表情が素敵です。

ハートモチーフは古来から「愛情」や「幸福」を意味するとされ、「恋愛の成功」「永遠の幸せ」への願いに効果があると言い伝えられています。

＿チェーン＿

チェーンの長さを変えて身につけることができる2WAY仕様です。チェーンの間にほどこされたリングに留め金具をつけると、ショートネックレスにできますので、襟のデザインに合わせて変化を楽しむことができます。

右側奥のチェーンは、ロープチェーンと呼ばれ、一コマ一コマが規則的に編み込まれた美しいチェーンです。

右側手前のチェーンはコマが非常に複雑な形状をしておりなかなか見かけない珍しいデザインです。

フロント部分のメインのチェーンは「ミリアム・ハスケル」で使用されていたチェーンで、独特なマットでシックなゴールドカラーです。

ミリアム・ハスケルならではのこの色を出すために洗浄、腐食、何層もの金メッキ、エッチング、金銀合金鍍金15工程など気の遠くなるような数々の工程が繰り返し行われ、その丹念なプロセスによってのみ出すことができる魅惑の輝きで、現代では再現が困難と言われています。

左側のチェーンはスエッジ加工（金属を圧縮する技法）をほどこし、表面がつるりとしていて光を面で捉えるため輝きが美しいのが特徴です。

こちらから商品の動画をご覧いただけます。

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＿ギフトとしてのネックレス＿

ネックレスを贈る習慣は古くから存在しており、かつては贈る相手の飛躍や幸せ、無事を祈るお守りとして贈られてきました。現代でもギフトとしてのネックレスは、「ずっと一緒にいたい」、「あなたのことを心から想っている」という意味があるとされています。

また、輪状のアクセサリーは「永遠」の意味が込められています。

指輪と比べてサイズを気にすることがないため、大切な方へのサプライズギフトとしてもおすすめです。

＿パッケージ＿

長い時を超えて出逢ったパーツたちは、いつの時代にどこで、どんなジュエリーに仕立てるために作られたものなのか、ERIKOARTではそんなパーツたちの歴史を大切にしています。

パーツの国と年代を、デザイナーが1枚1枚手書きで記したカードをお付けしています。

年代がわからないものは、30年以上前はVintage、100年以上前はAntique、未使用で倉庫などで大切に保管されていたものはDead Stockと記しています。

ジュエリーはこちらのカードと合わせ、布製のパッケージでお渡しいたします。

こちらは、1800年代初頭にヨーロッパで流行したレティキュールと呼ばれる巾着袋のようなバッグと、美術作品に登場する白い布から生まれたデザインです。

＿お手入れについて＿

水や石鹸は酸化を促すため、なるべくお避けください。もし触れてしまった場合は乾いた布ですぐにお拭きください。

お手入れ方法は、通常は柔らかい布などで軽く拭いてください。

研磨剤使用の金属用クロスは表面を削ってしまいますので、ご使用はご遠慮ください。

また、空気に触れないように付属の密閉袋で保管してください。

＿ジュエリーについて＿

古いパーツを使用しているジュエリーは、小さなキズや変色や欠け、パールの剥げなどが見られますが、時の経過を感じさせる独自の魅力をそのままお届けするため、あえて残しています。
金属は使用していくうちに色に変化が生まれ味が出てきます。ERIKOARTでは身に着けるご自身と共に時を過ごし、アンティーク・ヴィンテージのジュエリーへと育てていくプロセスも大切にしています。

古いパーツとより馴染み、アンティーク・ヴィンテージならではのムードをお楽しみいただけます。

ご購入前に古いパーツの状態が知りたい、お修理など、何かございましたらお気軽にお問い合わせください。

＿商品詳細＿