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「おいしい」千葉訪問記vol.4~日々を彩る紅茶とスコーン「紅茶舗サウザンドリーフ andscone西千葉」編~のサムネイル

「おいしい」千葉訪問記vol.4~日々を彩る紅茶とスコーン「紅茶舗サウザンドリーフ andscone西千葉」編~

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CHOOSEBASE編集部
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CHOOSEBASEに関わる、ヒト・モノ・コトをクリエーターの皆さんといっしょにお送りするオリジナルコンテンツです。 写真、インタビュー、コラム、エッセイ、小説など、多彩な記事で、皆さんの日常の選択を豊かにできたらと思っています。
「おいしい」千葉訪問記vol.4~日々を彩る紅茶とスコーン「紅茶舗サウザンドリーフ andscone西千葉」編~のサムネイル

food edit Chibaでお取り扱いのある、こだわりを持って「おいしい」ものを作る生産者さんを訪ね、そのおいしさのもとを伺う企画第4弾!

今回は、千葉県千葉市、西千葉駅から徒歩3分、地元に愛されて約30年の紅茶専門店<紅茶舗サウザンドリーフ>と、店内に併設された工房で焼き上げるスコーンを焼き立て/冷凍で販売する<andscone西千葉>で、紅茶とスコーンのおいしさや、楽しみ方について伺ってきました。

JR総武線西千葉駅から徒歩3分。スコーンの香りと可愛い看板が目印

紅茶舗サウザンドリーフの紅茶はこちらから

andscone西千葉のスコーンはこちらから

スコーンのおいしさの秘密

お店に伺った午前11時頃はスコーンを焼いている真っ最中。お店に入るとバターと小麦の良い香りに包まれます。

店先には「スコーン、焼き上がりました!」の魅力的な看板。これにつられてご来店のお客様もちらほら

早速スコーンを焼いている工房にお邪魔すると、この日の第一弾の焼き立てスコーンがお出迎え。スコーンがきれいに膨らむとできる側面の割れ目は「オオカミの口」とも呼ばれるそう。

「オオカミの口」は特に切り込みを入れなくてもできるそう。英国由来らしいネーミングもかわいい

この日もきれいに開いた「オオカミの口」から上下に割って、ジャムなんか挟んだら……と想像している間に、第二弾を焼き上げる準備がスタート。

不思議なフォーメーションでオーブンへ。焼きムラを考慮したものだそう

丁寧に型を抜いた生地をオーブンの焼きムラを考慮したフォーメーションに並べ、オーブンで焼くこと約15分。<andscone西千葉>自慢の【オリジナルスコーン】と【全粒粉スコーン】の2種類が焼きあがりました。この通常サイズのスコーン2種類と、ザクザク食感をより楽しめる小粒のスコーン【ベビースコーン】、計3種類のスコーンの焼き立てが、毎週金土日月曜日にお店で楽しめます。この日も「スコーン焼きあがりました!」の看板を出すと、お隣が幼稚園ということもあってかお子様連れのお客様が続々とご来店。西千葉に店舗を構えてから約30年の、地元の皆さまからの愛が伝わってきます。

西千葉で30年<紅茶舗サウザンドリーフ>

おいしいスコーンとアイスティーをいただきながら少々インタビュー。お話を聞かせてくださった代表取締役の久保田さんは、まだ大学4年生(!) 久保田さんのお祖母様が創業したこのお店に関わりたいと思い、大学に入学した頃からいちスタッフとして店頭に立ち始めたのだそう。

左から:工房をのぞかせてくださった井上さん、代表取締役の久保田さん、久保田さんと共にお店を運営する市原さん

創業は1996年、イギリスで飲んだ紅茶のおいしさに感動し、紅茶を高級で華やかな嗜好品としてだけではなく、日本茶のようにデイリーに楽しんでほしいという想いから、西千葉で紅茶専門店<紅茶舗サウザンドリーフ>としてスタートしました。町のお茶屋さんのような存在になりたいという想いから、お気に入りの紅茶を毎日楽しめる価格設定で提供する一方、季節の旬の極上茶、外観も美しい希少な茶葉など、紅茶ビギナーから上級者まで満足していただけるような品ぞろえを心掛けているそう。

店内には世界の紅茶やハーブティーがずらり。香りを試せる小瓶が嬉しい

紅茶専門店のスコーン<andscone西千葉>

そんな<紅茶舗サウザンドリーフ>が2023年に<andscone西千葉>をオープンさせたのは、コロナ禍を経てのこと。インターネットでの紅茶の販売の需要も高まる中で、店舗でコミュニケーションをとりながら紅茶を選ぶ楽しみを味わってほしいという想いから、店舗に併設された工房で焼き上げたスコーンの販売をスタートさせました。それまでは月に数度、お店の外で焼き上げ運んでいたスコーンでしたが、現在は毎週金土日月の4日間、焼き立てのスコーンを販売しています。

手土産用はもちろん、店先のベンチでいただくことも。夏はアイスティーと楽しむのも素敵

昔ながらの英国式の「クリームティー」(スコーンとミルクティーのセット)に倣って作られたスコーンは、紅茶専門店だからこそ作れるおいしさ。スコーンの焼き色のついた部分「クラスト」のサクっとした食感と内側のしっとり食感、濃いミルクティー×ベリー系のクリーム×クロテッドクリーム、との絶妙なバランスを作り上げるやさしい甘さは、まさに紅茶のためのスコーン。ひとつひとつ心を込めて丁寧に焼き上げているからこその贅沢感も、紅茶のためのスコーンのおいしさの秘訣かもしれません。

クリームティーのためのギフトセットはfood edit Chibaでのお取り扱いも。贈り物にも良さそう

<紅茶舗サウザンドリーフ><andscone西千葉>の今後

千葉で30年近く紅茶専門店として親しまれてきた<紅茶舗サウザンドリーフ>と<andscone西千葉>。西千葉駅のご近所にある大学の卒業生がお子様を連れて遠方から来てくださったりと、長く続けているお店だからこその喜びもあるそう。紅茶を日々丁寧に淹れる楽しみ、ワインのように産地による味わいや水色の違いを味わう楽しみ、焼き立てのスコーンの香りにつられて休日のお散歩中に立ち寄る楽しみ、そんな楽しみを、これからも変わらず届けられるブランドでありたいと語る久保田さん。

スコーン/紅茶は楽しみ方のバリエーションも豊富。ライフスタイルに合わせて楽しめるのも魅力的

なんとなく敷居が高いように感じていた紅茶やスコーンの世界。茶葉ごとの違いなんて分かるのかな?とお試しさせていただいたところ、緑茶のような香りと旨味のダージリンファーストフラッシュ、ミルクティーやアイスティーにも適したアッサム、などなど水色も香りも味わいも異なる紅茶が沢山! ここから好みのものを探したり、スコーンとの食べ合わせを試したり、ミルクティーやアイスティーにしてみたり……、なるほど紅茶“沼”は深そうです。

スコーンの店内製造も始まり、スタッフも増えた中でも大切にしているのは温かな店づくり。久保田さんをはじめ、スコーンの製造中も、もちろんお客様とのお話しの中でも、朗らかな空気が流れ、リラックスした雰囲気の中で紅茶やスコーンのお買い物を楽しめたのも印象的でした。

今回お邪魔した<紅茶舗サウザンドリーフ><andscone西千葉>はfood edit Chibaのある千葉駅から一駅。そごう千葉店やfood edit Chibaでお買い物した後に遊びに行くのも◎
自分の日々を彩ったり、大切な人に贈りたい一杯との出会いを楽しみに、覗いてみてください。

紅茶舗サウザンドリーフの紅茶はこちらから

andscone西千葉のスコーンはこちらから

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